豊橋競輪の開設76周年記念「ちぎり賞争奪戦(GⅢ)」は3月31日、12Rで決勝戦が行われ新山響平(32=青森)が正攻法からの突っ張り先行で単騎勢の動きをシャットアウト。昨年10月松阪以来7回目のGⅢ優勝を飾った。2着は鈴木竜士、3着は山田英明。

未明から続く雨に3㍍を超すホーム向かい風。周回中さらに雨脚が強まっても逃げイチ新山ペースは微動だにせず。横綱相撲で7回目のGⅢ制覇を果たした。
阿部がSを取り新山―阿部―根本―月森―鈴木―山田英―皿屋―山田久―和田で周回。和田の上昇に合わせて新山は赤板すぎに誘導を下ろす。最終ホームで動いた鈴木は番手追い上げ。新山はグングンとペースアップ。番手を奪った鈴木の差し込みを許さなかった。
「相手が単騎6人でいろいろ考えたけど、阿部さんがSを取ってくれたのでシンプルに。追い風も向かい風もうまく使えたし最近の中ではいい仕掛けでした」
昨年は10月松阪記念Vのみ。その優勝も約1年前の四日市記念以来だった。今年はすでに3Vと絶好調。
「中部はいつも自分にやさしい。今節もいい流れだった。あと新しいトレーニングを何個か始めて状態も上向き。今度はGⅠで結果を出して自信をつけたい」
4月のFⅠ3連戦(前橋、青森、静岡)でさらに勢いを加速させ、5月のGⅠ日本選手権(平塚)に乗り込む。(岡田 光広)
◇新山 響平(しんざん・きょうへい)1993年(平5)11月2日生まれ。青森県出身の32歳。107期。15年7月デビュー。22年11月の競輪祭でGⅠ初制覇。GⅢ優勝は今回が7回目。師匠は坂本勉(57期=引退)。兄は将史(98期)。1㍍72、76㌔。血液型A。
◆次走 優勝した新山響平と3着の山田英明は前橋FⅠ(5~7日)、2着の鈴木竜士は高知FⅠ(5~7日)。


